2025/06/11

田町の鍼灸マッサージ治療院「かわい指圧ルーム」院長の河合です。
いよいよ梅雨入りが発表されましたね。
梅雨時期は体調不良を訴える方が増える傾向にあります。
今回は梅雨の時期になぜ体調不良が発生するのか、またその対処法をお伝えしていきます。
<体調不良が起こる原因>
1. 気圧の変動(低気圧の影響)
– 自律神経の乱れ:梅雨時は気圧が低下しやすく、これが自律神経を乱します。
自律神経は内臓の働きや体温調節を司るため、不調が出やすくなります。
– 症状:だるさ、頭痛、めまい、眠気、不眠など。
2. 湿度の高さ
– 汗の蒸発不足:湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温調節がうまくできなくなります。
– 症状:むくみ、疲労感、食欲不振など。
3. 日照不足
– セロトニン減少:太陽光を浴びないと、脳内の「セロトニン」(幸福ホルモン)が不足し、気分が落ち込みやすくなります。
– 症状:うつ傾向、やる気低下、睡眠リズムの乱れ。
4. 温度差(寒暖差疲労)
– 梅雨時は昼と夜の気温差が大きく、体が適応するためにエネルギーを消費します。
これが積み重なると「寒暖差疲労」を引き起こします。
– 症状:肩こり、関節痛、免疫力低下。
<対策法>
1. 自律神経を整える
– 規則正しい生活(特に睡眠)、軽い運動(ヨガやストレッチ)、朝の光を浴びる。
鍼灸やマッサージの施術を受け自律神経を整える。
2. 除湿で環境改善
– エアコン除湿機能を使い、湿度50~60%をキープ。こまめに換気する。
3. 栄養補給
– ビタミンB群(疲労回復)、マグネシウム(神経安定)、生姜(血行促進)を摂取。
4. 体を温める
– 湯船に浸かる、冷たい飲み物を控えるなどで血行を促進。
5. ストレス管理
– リラックス法(アロマ、音楽など)でメンタルを安定させる。
鍼灸マッサージで心身ともにリラックスする。
梅雨の不調は「気候の変化への適応障害」とも言えます。
体のサインを見逃さず、早めの対策を心がけてください。
当院での鍼灸マッサージ治療を生活の中に取り入れながら梅雨を乗り越えていきましょう!