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「お灸って熱くないの?」お灸の効果と効能について

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田町の鍼灸マッサージ治療院「かわい指圧ルーム」院長の河合です。

先日のブログでは 

「鍼って痛くないの?鍼の効果と効能」

について書かせていただきました。

今回はお灸について簡単にご説明します。

お灸は熱い!というイメージがあるかもしれませんね。

以前はよく子供が悪いことをすると「お灸をすえるよ」

という表現で使われてましたし(笑)

でも安心してください。

当店のお灸は直接皮膚にあてずに、台座がクッションとなって熱を緩和する「台座灸」を使用します。

「台座灸」は火傷の心配もほとんどありませんし、
両面テープがついているので、ずれたり、落ちたりすることもありません。

さらに当店では2種類の熱さの台座灸を用意してます。

お灸が初めての方、皮膚がデリケートな方には

ソフトタイプの灸を使用します。

お灸に慣れている方、強い刺激が好きな方には

通常タイプの灸で施術します。

お灸をすると身体には良いことがたくさん起こります。

1⃣免疫力アップ
お灸の刺激は副腎皮質ホルモンを分泌させ白血球の量を増やします。
さらにお灸をすえた場所に白血球を集め免疫力を向上させます。
また過剰に反応している免疫を抑えるのでアレルギーの方にも効果的です。

2⃣代謝アップ
温熱刺激が体の中の老廃物や毒素を発汗や排せつによって体外に出す力を高めます。
これにより、むくみを取る効果も期待できます。

3⃣血流増加
温熱刺激によって血管を拡張させます。
さらにホルモン量を高めることによって適度に血圧や心拍にも作用して血流を増やします。

4⃣鎮痛効果
体内での鎮痛物質の産生と放出を強めることで、痛みを和らげる効果があります。
集まりすぎた炎症物質を散らし、患部の症状を落ち着かせる作用も。

5⃣自律神経の調整
お灸の燃焼中におこる熱の増減によって血管の拡張と収縮を促します。
血流の調整も行っている自律神経が刺激を受け、より適切な状態へ戻していくことができます。

6⃣ホルモンバランスの調整
副腎皮質ホルモンや「幸せホルモン」ともいわれるオキシトシンの分泌を促進します。
過剰なホルモンは抑え、足りないホルモンは増やすのを助けます。

7⃣リラックス効果
お灸の材料であるモグサの香りの成分には様々な効能がありますがリラックスの効果もあります。
これに加え、上に書いてきた作用が連携し、心身を落ち着かせていきます。

1997年には、NIH(アメリカ国立衛生研究所)が、

鍼灸療法が病気に対して効果があるという科学的根拠を認める見解を発表しました。

WHO(世界保健機関)でも、様々な症状や疾患について鍼灸療法の効果と有効性を認めています。

まだお灸をしたことのない方は是非「かわい指圧ルーム」のお灸を体験してみてください。

もちろんお灸慣れしているベテランのお客様も大歓迎です。

鍼と灸とマッサージをうまく組み合わせて施術効果を出していきます。

鍼やお灸についてのご質問やご相談がある方は、
お気軽に当店スタッフまでお尋ねください!